兼松日産農林のビス偽造問題

更新日:2005年6月8日

 2005年2月兼松日産農林が国土交通省の認定書を偽造し、耐震性能を水増ししていた建設用ビスを住宅メーカーに販売していた問題が発覚しました。

 せっかく建築、購入した物件に偽造ビスが使用されていたなんて、非常に落胆する出来事です!(なんとビスだけでなくクギまでもが!2005/03/04)

 兼松日産農林の元主任技師が逮捕されました。しかし1億本以上のビスが使途不明に。(2005/06/07)

該当建物の供給時期と影響について

 社団法人 日本ツーバイフォー建築協会の公表資料に以下の通りありました。(2005/03/04)

  • 供給時期について
    当該せっこうボード用ねじが耐力壁に使用された可能性のあるツーバイフォー建築物は、平成11年6月以降に完成引渡しされた物件である。
    →平成11年6月以降に引渡しされた物件が対象になる可能性があるということです。
  • 耐力壁の強度について
    当該せっこうボード用ねじを使用した耐力壁のツーバイフォー用の壁倍であるが、実際には1.0(ねじの種類によっては1.1)であり、該当すの安全性を確認するに当たっては、壁倍率を1.0または1.1とする。
    →ツーバイフォー住宅は耐力壁で住宅の強度を計算しますが、その壁倍率が1.5ではなく1.0だったということです。

 では、実際問題どうなるのか?というところですよね、、ツーバイフォー住宅の住宅強度を決定する一番の要素は間取りと言われています。また、もともと数倍の住宅強度で建築されているので、計算上は問題はないと言われるメーカーが多いのでは思います。

 。。。そうは言っても購入する側からしてみればイメージが悪いですよね。中古で売るときに値段を下げられたり、これ以外にも問題あったり、地震があったら倒壊するのでは、、と考えてしまったり、、

 ご心配な方は窓口がありますので相談されてみてはいかがでしょうか。

(財)住宅リフォーム・紛争処理支援センター
電話:03−3556−5147
<相談時間>午前10時〜午後5時(土日を除く。)

関連サイト

住宅メーカーがインターネットで公開している対応記事

 各住宅メーカーの対応状況です。こういうときに住宅メーカーの誠意が分かります。最新の情報や詳細は各メーカーにお問い合わせください。

  • 三井ホーム
    • http://www.mitsuihome.co.jp/2005224.pdf
    • 三井ホームは平成11年度6月以降竣工したの建物約4万棟のうち、直接調達分1,000棟において使用している可能性がある。このほか一般調達ルートからの調達分もあり詳細は調査中。壁量計算を再度実施し、必要な場合は補強など具体的な対応策を実施。(2005/02/24の記事)
  • 東急ホーム
    • http://www.tokyu-home.co.jp/aboutus/news/data/104.html
    • 東急ホームおよび代理店が該当ビスを使用していることが判明。施工済みの建物については壁量計算を再度実施し安全性を確認。行政の指針に基づく対応策を実施。(2005/02/25の記事)
  • ポラスグループ
  • スウェーデンハウス
  • 住友林業
  • ※エスバイエル、野村ホーム、積水ハウス、ミサワホーム、パナホーム、トヨタホーム、ダイワハウスについてもWEBサイト確認しましたが、関連する記事を見つけることができなかったので掲載していません。

 

 今後このような事件が起きないことを願っています。

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